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本藍染・京都店にて

Jul 9. 2024 Blog | EVENT

Edit by MIKI

京都店にて、本藍染の商品を展示・販売致します。

藍染製品は、インディゴとはまた異なった抜群の雰囲気を持っています。
デニムを扱っているので以前から何かできないかという思いはあったのですが、
商品の価格に反映されること(非常に高価)もあり、企画には入ってきませんでした。

きっかけは一通のダイレクトメール。
今回、藍染のお願いをした奈良に工房を構えるIndigo classic 小田さんからの連絡でした。
メールでのやり取りから一度見学させていただく流れになり、お伺いさせて頂きました。

簡単にIndigo classic小田さんのご紹介です。

奈良郡山にて藍の原料を栽培、染料すくも作り、そして染色までを行う。
19歳の時に藍染体験をしたことから藍染に興味を持ち、大学卒業後にアパレルに一時就職するもその後退職、25歳で阿波藍染で知られる徳島に修行に出る。そこで現在の形、藍の栽培から染色までを約2年半学び、3年ほど前より地元奈良にて創業。

手作業での染色風景

小田さんの藍に染まった腕、爪

藍畑

日本人の生活に深く根付いてきた藍染。
武士の時代には縁起の良い色として好まれ、その後ジャパン・ブルーと称えられた日本を象徴する色です。

藍染には防虫・消臭・抗菌・紫外線防止効果があるとされ、生地の強度が増すとも言われています。
何よりこのブルーの色目が魅力的、着込むごとに風合いが増していきます。

今回、小田さんとお話をさせてもらい、彼の藍染に対する志と人柄に感動し、
京都店限定でORDINARY FITSの製品を染めて頂くことになりました。

抜群の雰囲気。
手作業で一点一点丁寧に染め上げられた製品は、唯一無二。

この製品を通し、皆様に日本古来の藍染を知って頂き、
小田さんのように藍染文化を発展しようと頑張っておられる方々を応援できればと思います。
もちろんORDINARY FITSの新たな可能性も見ていただければ。

価格はややしますが、それでも比較的お求めやすいお値段になっております。
京都は祇園祭。ぜひ今週末に京都店へご来店お待ちしております。

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